【ベトナム・税関】優先企業は39企業に、うち日系は最多数タイの9企業(2015年7月) | 弁護士西遊記〜ベトナム、ミャンマー、ときどき中国。
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【ベトナム・税関】優先企業は39企業に、うち日系は最多数タイの9企業(2015年7月)

新税関法における優先制度


*ベトナム法務【目次】
*関連記事:ベトナム税関法における優先制度(優遇制度)

通関手続の簡易化等が可能になる優先制度は、関連記事で概要や条件を解説しましたが、2015年1月1日施行の新税関法(54/2014/QH13)から法律上明記され、新税関法第42条以下に定められています。
以下では、優先制度の現状に関するニュース等を簡単に紹介します。

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優先企業は39企業に、うち日系は最多数タイの9企業。


*税関ニュース:http://www.baohaiquan.vn/Pages/Them-DN-Han-Quoc-duoc-cong-nhan-uu-tien.aspx

税関ニュースによれば、2015年7月20日に税関局局長(Nguyen Ngoc Tuc Ky)が2023/QĐ-TCHQの決定に署名し、Chang ShinVN企業を税関優先企業に承認したとのこと。
Chang ShinVNは1995年からドンナイ省に進出し、100%韓国の投下資本で靴の輸出している会社。
現在50,000輸入出企業の中で優先企業は39企業となったとのことです。

優先企業が1番多い国は日本と韓国であり、各9企業が承認されています。輸入出企業が有利な活動をできるよう、先進国の税関に追いつくために通関手続改革や税関優先制度を構築することが政府の目的です。
優先企業証明をもらった企業については、法律面の規制を厳守していると言う判断を税関局からもらったということとなるため、税関手続が最も有利な条件となり、かつ、企業のイメージも上げます。
税関副局長(Nguyen Van Can)は、地方税関局と優先企業は優先制度を実行しながら法律的な規制の厳守を継続しなければならないと注意しました。

なお、他のニュースでも、優先登録することにより、Canon VN は以前に手続きが30分かかったが、今は2分しかかからなくなったことや、Minh Phu Hau Giang 海産物輸入出社が昔1ロットを通関のに7日間かかったが、今はほとんど1日間で通関できるということなど、簡易化・迅速化が進んでいるという記事もあります。
もっとも、税関手続に関しては、日系企業からは電子化が進む一方で、書類も同時に求められる状況がまだ続いている等、理想と現実がまだまだ乖離しているなどの不満も聞こえます。
 

優先制度に関する新Circularの公布


2015年5月12日に財務省がCircular 72/2015/TT-BTCを発行し、優先企業に関する詳細規定を定めています。
施行は6月25日から始まっており、Circular86/2015/TT-BTCはこれに伴い廃止されます。

基本的には手続の詳細を定めるものですので、優先企業の登録を検討する場合にはこちらも参照する必要があります。


■筆者: 工藤拓人■-----------------------------------------------------------------
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