【ベトナム・労務】休日出勤の代休取得 | 弁護士西遊記〜ベトナム、ミャンマー、ときどき中国。
January 2019  |  01 02 03 04 05 06 07 08 09 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 31

【ベトナム・労務】休日出勤の代休取得

代休の扱い

 

*ベトナム法務【目次】

*Vietnam Legal Online(ブログにはVLOの一部を主に掲載しています。)

 

旧労働法には下記の通り代休の扱いについて明記がありました。

旧労働法の第61条
労働者が時間外労働時間に相当する代替休暇を提供される場合、雇用主は、労働 者に対し、通常の労働日に労働者に支払われる単位賃金又は現在の賃金に基づい て計算された、賃金を超える部分に関しての割増賃金のみを支払うものとする。

 

新労働法では上記の規定が無くなっていますが、代わりに第106条には次のとおり記載されています。

1 カ月間に時間外労働の日が多く続いた場合、雇用者は被雇用者が休めなかった期間の代休を取得できるよう人員を配置しなければならない。

このように代休を前提とする規定があり、新労働法でも代休は禁止されるわけではないと考えられますので、現在でも運用できるとの解釈できます。

 

このような場合どの程度の賃金を支払うべきかが現在の法令では不明ですが、代休を運用したい場合、就業規則に明記すると共に、旧労働法の規定のとおり、差額部分を支給する必要があると考えられます。

例えば、日曜日に出勤し、月曜日に代休を与える場合、日曜日の出勤に対して一日の給与分100%を追加で支払う必要があるということになります(代休がない場合、休日は200%を支払う義務があるからです。)

 

■筆者: 工藤拓人■-----------------------------------------------------------------
弁護士法人キャスト ホーチミン支店 代表弁護士 kudo@cast-law.com
キャストグループ キャストベトナムビジネス キャストミャンマービジネス キャスト中国ビジネス 
キャストベトナム会員制サイト「Vietnam Legal Online」は"こちら"から
■東京/大阪/上海/北京/蘇州/広州/大連/香港/ヤンゴン/ホーチミン/ハノイ■------------------------

pagetop