【ベトナム・労務】最低賃金と基本給の関係 | 弁護士西遊記〜ベトナム、ミャンマー、ときどき中国。
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【ベトナム・労務】最低賃金と基本給の関係

賃金(給与)の定義


*ベトナム法務【目次】

*関連記事:2017年1月からの最低賃金7.3%上昇へ
*関連記事:最低賃金増額平均12.4%へ(2016年)

Minimum Wage

 

 

「賃金」とは、両当事者の合意に基づき業務を実施するために使用者が労働者に支払う金銭をいいますが、ベトナムではヾ靄楜襦Muc Luong)、⊆蠹(Phu Cap)、その他の補充項目(Cac Khoan Bo Sung)で構成されています。

 

それでは、「基本給」( 砲最低賃金を上回る必要があるのでしょうか、それとも「賃金」全体( 銑)が最低賃金を上回ればいいのでしょうか。

当然ながら、前者のほうが、賃金全体の金額は大きくなります。


賃金の定義については、以下を参照:
*ベトナムにおける賃金(給与)の概念

最低賃金と基本給

 

そこで、問題となる「最低賃金」の定義を確認します。

 

2016年の最低賃金を定める政令122/2015/ND-CPには「mức lương 」と規定されており、労働法以下の法令の「基本給」( 砲鮖悗靴泙后

 

したがって、「基本給」が「最低賃金」を超えていなければいけないと考えられます。

 

その意味では、最低賃金というよりは、最低「基本給」といったほうが適切ですね。

 

このように、「賃金」( 銑)には、各種手当(↓)を含むため、残業代や社会保険料が上がる一方、「最低賃金」は基本給( 砲里澆把兇┐討い覆韻譴个い韻覆い海箸砲覆蝓基本給自体も一定水準を保つ必要があります。

最低賃金水準で労働者に賃金を支払っている会社は、上記水準をみたしているかどうか確認が必要となります。

 

■筆者: 工藤拓人■-----------------------------------------------------------------
弁護士法人キャスト ホーチミン支店 代表弁護士 kudo@cast-law.com
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